2012年6月24日日曜日

ここのおでんがとにかくうまい!! 思った以上に世間は狭い!

おととい住道にある中華そば屋に行って来た。
駅から15分ほどの距離にある〇〇という中華そば屋さん。(名前忘れたので〇〇にしました)

戸をガラガラッと開けると、
「いらっしゃい!!」
と、スキンヘッドの大将が気持ちいいぐらいの笑顔で迎えてくれた。

この時点で中華そばがうまいのは確定した。
そして、味わってみるとホンマにうまかった。

濃い色のスープやがくどくなく、麺の固さもほどよい。太麺にスープがようからんどるわ。


が、僕がイチバンびびったのはそばやなくておでん。1本80円って値段にもびびったけど、とにかくうまい!! 
味がええ感じに濃い!! こんな味付けのおでんは初めて食べた。オススメは厚揚げです。



ちなみに今の職場で自己紹介の時間があったんやが、その時インディーズバンドと酒が好きやという人がいて、僕は一瞬でこの人もしかして??? と思い休み時間に、
「もしかして夜ストとかすきちゃいますか?」
と訊ねたところ、
「一回だけ聞いたことあるよ。僕の好きなバンドと対バンしてて…」

「好きなバンドって?」

「高木まひことシェキナベイベーズって知ってる?」

もちろん!!!

どうやらドラムのはやと君と友達らしい。いや~~。世間はホンマ狭いね。

2012年6月15日金曜日

社会復帰

 いろいろと悩んだ結果。とうとう坊主にしました。なんせこの3ヶ月間ただただ貯金を食いつぶすばかりで、このまま行くとあと2ヶ月もすれば、13年ぶりに夜逃げしなあかんぐらいバイヤーな状況だったのです。
それが、「頭を丸めるだけで就職できるなら」と、明るい奴隷となることを決意。四方八方を海に囲まれ、まるで牢屋のようなこの国で、囚人生活をおくることを心に決めたのです。WAO~! ボートピーポー!! 波が荒くて逃げれないよ~~~。

 はてさて、産まれてくる一休よりも先に一休さんとなった僕チン。どうせなら明るい奴隷で行こうと、スキップスキップランランラン♪ で、面接に向かう。
坊主頭で面接を受けるのは今回が初めて。緊張で勃起しそうになる股間と心をおさえつつ着席。すると面接官がこう言った。

「あれ? 頭丸めたんですか? この間までこの履歴書の写真の髪型だったんですよね?」

「ええ。昨日まで」

「清潔感あってオシャレでいいじゃないですか。もったいない。」


そ、そげな~~~~~~~~~~~~~~~!!




ションベンちびりそうな衝撃だよホント。

 まあ、しかし合格しました。来週から働きにでます。坊主頭にスーツスタイル。泣く子も黙るチョイワル変態オヤジスタイルで、この国の歯車になったと見せかけて、動きを止めるように勤めます。
それがせめてもの抵抗。反抗心は忘れずに、少しばかりのあいだはホンネとタテマエを要領よく使いこなしちゃうよ~~~ん。

THE・社会復帰!! 
ファック・ザ・バビロン21!!

2012年6月8日金曜日

動悸息切れにプーシンプーチン

帰国してからというもの、かれこれ20枚以上は履歴書を書いただろうか?


面接だって今までの人生にないぐらいの数を受けている。

こうなってくると、面接なんてツレとの挨拶みたいなもんで、緊張など全くしなくなってくるから困ったもんだ。

挨拶はウィッス! 待ち時間もタイヤ付きのイスで遊んでしまう。
そのうち赤ら顔で行ってまいそうや。

ただ、どうにもこうにも履歴書ってやつは苦手。特に志望動機の欄。毎回毎回あたまを悩ませる。
僕は悩むのが嫌いや。だからここ最近、志望動機の欄は未記入にしている。
だって志望動機なんてないもん。

面接官も何も言わんし、たいした問題ではないのだ。


そもそも男が働くのに、たいした志望動機などあるのだろうか?

「いや、ないな」

きっとない。ただ女にモテたいだけや。気持ちいいことしたいだけ。

僕もそう。ハニーにモテたいだけ。働く理由はただそれだけ。

ようするに純粋に不純。

そらそや。この世に女性がおらんかったら、男なんてまちがいなく働かんやろ。昼間から酒呑んでくだまいてるよ。暑い国の奴らと一緒や。

だからいいかげん履歴書の志望動機欄、ちゃちゃっと無くしてくれんやろかいな。

代わりに目覚ましテレビとかでよくある、テキトーすぎて文句つける気にもならへんクソ占いでも書いててくれたら、ラッキーカラーの黄色のシャツ来て新しい出逢いに期待しながら面接受けに行きまんがな。

きっとフラれるよ。黄色のシャツなんて着ていったら。

あと自己PR聞くんやめてんかぁ。
こっぱずかしいから。
あんなもんを恥ずかしげもなくペラペラしゃべれる奴なんて、きっと政治家か詐欺師にでもなれるよ。

僕には無理やわ。唯一言えるとすれば屁がくさいってことぐらいやから。自慢にもなりゃしないさ。そんなことはさ。よいやさ~、よいやさ~!

しかし、毎日毎日うぬぼれて踊っちゃいるが、突然の贈り物はなかなか降っちゃこえへんね。

そろそろALRIGHTじゃなくなってきてるが、それでもすべてはALRIGHTなのかどうなのか。

きっとALRIGHT(Esta bien)なのだろう。

そろそろバビロンの呪いもとけるじゃろうて。

世界は何を中心に回っているのかわからないが、とかく花というモノは美しい。

それを感じれるあいだは人間大丈夫。きっとこの国を牛耳る奴らからしたら、花なんて何の価値もないガラクタと同じなんやろうけどな。



この花はボクが生まれて初めて見た花。近所に咲いてる美しい花。
美しいけどちょっとへんちくりんでもある。

近所のばあちゃんがいうには、”とけい草”って名前らしい。

確かに時計みたいな形してるね。こんな時計あったら欲しいなぁ。

2012年6月5日火曜日

老人と孤独

6月4日(月)。


朝から面接に行ってきた。片道40分かかったわりに、面接の方は「水曜日までに連絡します」ということであっさり終わってしまったので、寝屋川の町を探索してみたが、なかなか働けそうなところはなかった。

 帰ってクサレインターネットで求人検索したほうがまだましかと、バス停まで戻ってみたがなかなかバスはやってこない。仕方が無いので座る。すると1人の老人が隣の席に腰掛け、声をかけてきた。
 「その頭は何刈りっていいますの?」
 ボクは正直わからないので、かるく笑ってごまかした。そして、そのままそのおじいさんと話し込むことになった。
 「今の若い者はオシャレが出来ていいなぁ。でも、マッキンキンに染めたり剃ったりしたらあかんよ。そうなったらワシみたいなもんはよう話かけんわ。なんせ若いもんはすぐ手をあげるからな」
 おじいさんは何故今の若いもんはすぐ手をあげるのかをボクに尋ねてきた。ボクはコミュニケーション能力が低いからではないかと答えた。


 「そうかもしれんな。ところで学生さんかえ?」


 「いや。もう社会人です。就職活動中ですよ」

 「そうかいな。今はなかなか厳しいやろ?」


 「ですね~」


 「まあな。せやけどがんばって見つけないとな。兄ちゃんも女の2人や3人おるんやろ?」


 「いやいや、もう結婚してるんで。もうすぐ子供も産まれますし」


 「ほんまかいな。ほななおさらがんばらんと」

 「ですね~」


 「せやけどあれやで。子供に変な名前はつけたらあかんで。最近の子供は変な名前多いからなぁ。普通がええで普通が」



とりあえず静かにうなずき、ベイベーに一休って名前をつけることを黙っておいた。うん。無難や。



「女のコで最近マリちゃんとかリンリンちゃんとかいう名前つけてる人おるけど、それあんたキャバレーやがな。なあ?」

「ねえ」


いや、リンリンはおらんやろうと思いながら話をあわせておいた。



どうやらおじいさんは離婚して1人暮らしらしく、家に帰ってもさびしいらしい。最近お孫さんが生まれたらしいがあわせてもらえないみたいや。

「離婚はするもんやないわ。ほんまさびしいで。逃げられへんようにがんばりや」


そういうとおじいさんは杖をついてどこかしこへと消えてった。



 その後バスに揺られながらずっと考えていた。1人きりってさびしいよなぁと。言ってみたら僕が今ここに存在するってことは両親がいるからなワケや。
 そしてその両親にも各々両親がいる。ずっとたどっていくと逆ピラミッド式になるわけや。その構図を頭の中で思い浮かべていると、(なんかぶどうみたいやなぁ)という考えにいたった。きっとボクラはぶどうの房にぶらさがる果実みたいなもんなんやなという結論にいたった。
 するとぶどうの葉っぱってのは、アダムとイブの陰部を隠す衣服のようなものか。なんかぶどうっていやらしい果物やなぁ。

 しかしこの寝屋川って町はほのぼのしてるなぁ。仕事せんでも食っていけるような気になってくるから怖いわ。でもせなあかんよ。1人きりでさびしいていうてるおじさんがいる限り、若者はあくせく働かないとあかん。年金とか払う気は一切ないし、くだらんマスコミに左右される気はさらさらないが、働かなあかんね。自分のためにね。
 そしてテレビは捨てた方がいいね。僕は最低でもあと5年は買わへんつもりや。どうせAKBとか海砂利水魚ぐらいしか出てこえへんねやからおもろないし、ニュースはウソしか言わんし、目が悪くなるだけや。
なんしかハニーと会話を楽しむのがイチバンぜよ! ボクは1人やないからね~~!

2012年6月4日月曜日

就職! 離職! 東西南北? 石川啄木! 帰りたい墨国!

5月29日(火)。帰国してから初めて働きに出た。朝8時前に電車に乗り、梅田方面へと向かう。


通勤ラッシュ。無機質なハコの中でぎゅうぎゅう詰めにされた肉の塊がひしめきあう。僕はこの満員電車っていうものが、どうにもこうにも苦手や。だからこそ今まで満員電車に巻き込まれない時間帯の仕事にばかりついてきたのだ。にもかかわらず、まさか今回満員に巻き込まれる時間帯の仕事についてしまうとは…。

 そもそも満員電車を好きな奴ってのは、痴漢かスメラーぐらいのもんであって、正常な神経を持つ人からしたら苦痛でしかないやろう。多分。

かくいう僕も正常な神経を持つ人間の中の1人。だからこそ、
―気が狂いそうや。 息が詰まりそうや。 死んでしまいそうや。
と、感じてしまうのも仕方がない。

このままどっか海の見えるところへ行きたくなってしまう。
 たった40分。電車に揺られただけでどっと疲れてしまった。しかし、今日は仕事初日。がんばらなくては。
 駅から職場まで重たい足をひきずりながら、なんとかかんとか到着。作業着に着替えて現場に入る。先輩方に挨拶し、さあ仕事開始やで~とテンションを無理やり上げた僕に対し、上司から冷たい一言が浴びせられた。

「お前それ、髪型どういうつもりや!! あと服装! 社会人としてあかんやろ! マイナスや! 」

 一気にやる気がうせた。それでも我慢して3日間通ったが、4日目に職場へ向かうことはなかった。


 再び無職に戻ってしまった僕。どうしよう? なんて思ってみたところで仕事が見つかるわけでもない。またまた就職活動するしかないだけの話や。

 しかし、あせっても仕方ないので、とりあえず優雅に赤ワインを呑むことにした。すると何故か勝利の味がした。北朝鮮がいずれ開発するであろう夕方ロケットに乗って、地球を一回りしながら降らせる黄金の雨もきっとこんな味がするのだろう。

 みんな頭がイカれて右も左もわからないままに、生の大根かじったつもりが白人の男根しゃぶってしまって、マスメディアもお手上げヘルプミー! そんな時代がそろそろやって来そうやが、社会不適合者のボクにとっては関係ナッシング! もう少しだけ歯車の上を裸足で駆け回らせてもらうとしよう。

 わ~~お! ハヨシゴトミッケヨ~! キットイマノジョウキョウ、フツーナラアセッテウンコチビッテルダヨ~! 

 危機感が無さ過ぎるのは問題かもしれないが、どんなときでもメンタルが健康でいられるってのがイチバンなのだ。

 でもやっぱり働かなきゃ食べてはいけないので、今週中にはみっけよう!
そうだそうだそうしようと、太郎と花子さんはいいました。

 さ~て今日は何枕で寝ようかな。