ほどよく酔ったのか、そのままカウンターで眠りこけてしまった。
目を覚ますと、目の前にはバーボンロックが残っているではないか!
そういやこいつも呑んでたなぁ…
呑みほしてから帰ろうとグラスに手をやる。
「ガタン」
やってもーた。
こぼしてもた。
左腕に頭置いて寝てたもんやから、痺れたんやろう。
起きたら腕が痺れて力が入らん。
よくあることやね。
しかし今回は違った!
一晩寝たのに痺れがひかない。
包丁すらマトモに持てない。
まったく力が入らない。
これはオカシイと思い、ランチを二人に任せ病院へ。
「脳神経ですか?」
「…いや、サタデーナイト症候群ですわ」
「はあ?」
何でも腕を長時間圧迫しすぎると、神経が麻痺し、力が入らなくなる症状が継続するらしい。
それをアメリカではサタデーナイト症候群と言うんだとか。
ひどい場合は手術もありうるとのことだ。
だいたいの人は痺れで目を覚ますらしいのだが、極度に疲れてたり、酔いが深いと、痺れにきづかずイクとこまでイッて、今回みたいなことになるんやて(涙)
僕の場合、手術とまではいかないが、リハビリが必要。
うまく行けば10日程で完治するらしいが、とにかく不自由や。
仕事のスピードは9割減。
みなさんも寝るときは気をつけてくださいね。
ちなみにハネムーン症候群という、腕枕でやられるパターンもあるらしいので、プレイボーイさんは要注意。