2011年4月10日日曜日

Agricultura(農業)

4月4日(月)に、受け入れ先農家のkippyさんが経営するレストラン、CASA DEL PAN に向かった。

少し不安やったが、無事に出会い、ひととおり挨拶を交わし、同じボランティアのAndresと Fallonを紹介してもらったあと、待ってましたと言わんばかりの問題に差しかかった。

「あれ? スペイン語話せないの?」

「うん。英語も無理」

「でも、メールはものすごくスペイン語上手だったじゃない?」

「あれは辞書やらネットやらで調べて書いたんです」

「なるほど」

一瞬、間があいたので、帰りなさいと言われるかなと思い、退散を覚悟する。

が、
「じゃあ、部屋案内するわね」
と、快く迎え入れてくれた。

ラッキー!

やはり運だけはええみたいや。

そんな感じで2人は、翌日から、MexicoでAgriculturaをすることになった。

アメリカ人2人と、僕とゆうきの計四人が、小さな部屋で寝泊まりする。

なかなかスリリングな生活ではないか。

アンドレス(男)と、ファロン(女)。
はる(男)と、ゆうき(女)。

日米対決が始まりそうな予感や。

しかし、小便でも行こうかなとトイレに入った瞬間に、この対決は早々に決着がついてしまった。

用をたすため、便座のフタを開ける。

するとそこにはアメリカンサイズのかりんとうが、プカリプカリと浮かんでいるではないか。

これにはさすがにノックアウト!

一体誰が?

そういえばさっき女性の方が??

いやいや待て待て。
ナンボなんでもそれはないやろ?

もしかしたら男性の方かもしれない。

そう思いながら、あっという間に夜になった。

僕は息を殺し、その時が来るのを待った。

そして、その時は来た!

女性の方がトイレに入ったのだ!

大か? 小か?
半か? 丁か?

時間は刻一刻と進む。

そして、明らかに大ほどの時間が過ぎて、彼女は出てきた。

その後、ゆうきちゃんがトイレに入る。

「ウンコ流れてない~」

やはり犯人は彼女だった。

日に二度も特大のブツを流す人に、僕らは勝てるわけがない。

ミサ~イル~   ミサ~イル~

彼女が放つミサイルは、確実に僕ら2人を打倒すために、捻り出されたモノなのだ!

そもそもウンコは流そうよ。
と、言いたいが、ウンコは流さない主義なのかもしれないから、それは彼女の勝手だ。

彼女が民主主義だろうが、社会主義だろうが、ウンコは流さない主義だろうが、別に世界を悪に染めるわけではない。
むしろ、ウンコは流さない主義の方が、地球にとってはいいのかもしれない。

気持ちいいほどの敗北感。

僕はこの人たちと仲良く出来そうだ。

英語とスペイン語は話せるのに、日本語はまったく話せないというちょっぴり変わった2人だけど、仲良くやって行けそうだ。

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