31日(火)
レチュギージャスを去った後、ベラクルスで一泊した。
Wi-Fiを使い調べたところ、タイ行きチケットはメキシコシティからが安いことが判明。
そして、1番早く安く済むのが2月6日(月)出発だったので、この国に後5泊ぐらいすることになった。
なかなか計画通りにはいかんもんや。
翌1日(水)
メキシコシティーへ行くため、ベラクルスのバス停へと向かう。
ベラクルスからメキシコシティーまでは、1人約300ペソ。
2人で約600。
手持ちは400ペソ。
どう考えても200ばかし足らない。
思い切ってポケットを叩いてみた。
すると紙幣の数が二倍になっていた!
かに見えたが、よくよく考えりゃ折りたたみ式の財布やった。
仕方がないので、受付の姉さんに、
「カード使える?」
と尋ねてみたが、よくわからない言葉で返されたので、銀行に行くことにした。
銀行に着き、米ドルを見せる。
すると、
「銀行のキャッシュカード持ってます?
キャッシュカードが無いと両替出来ないんですよ」
と、ワケのわからないことを言われた。
メキシコの銀行のキャッシュカードなどあるワケがない。
住所不定の外国人旅行者が、旅行先の地元銀行のキャッシュカードを作れるなんて話、聞いたこともないし。
なんともけしからん奴や!
2月やというのに相変わらず暑いし、新たに銀行を探すのも疲れるので、無い知恵を絞り出した結果、180ペソ(2人分)を払い、メキシコシティー方面へ少しだけ進む道を選んだ。
辿り着いたのはXalapaーハラパー。
山の手にあるため、レチュギージャスやベラクルスシティーと違って寒い。
しかし、ここも同じベラクルス州。
いいかげんベラクルス州を抜けたいのに、いまだ抜けれない。
なんとも歯がゆい気分や。
膣痙攣した時も、こんな歯がゆい気分を味わうんやろうか?
「抜けへん! 抜けへんって!
ちょ~ …マジで?」
っと歯痒さを咬み殺すのだろうか??
そう、ここは、ホテル・アクロポリス。
メキシコにありながら、アテネの城砦だと語る、ホテル・アクロポリス。
そんな事態が起きてもなんら不思議はない。
まるで中津のラブホ、”ロンシャン”みたいな匂いが漂う怪しいホテル。
無意味に置かれた電話機が、妙にいやらしさを醸し出す。
抜けないお前と抜けれない俺。
ほんのひと時の我慢大会を、心ゆくまで楽しもうではないか。
久しぶり
返信削除生きてるから最高です
ロッケンロー
そう。
返信削除生きてりゃいつでもロケンロー!
もっとはじけるぜい!