2012年5月15日火曜日

NEYAGAWA

店をあきらめ、とりあえず仕事と新婚生活の場を探すことになってから早二ヶ月が過ぎたワケだが、とうとう一昨日の日曜日に仕事より先に新居が決定した。

九州か広島か、神戸かはたまたどこぞの田舎か?
さんざん悩んだあげく、東寝屋川に決定した。

西淀川区から寝屋川市。しょうみ結構離れちゃいるが、学研都市線一本で北新地まで30分ぐらいで行けるし、何より家賃が安い。
4DKで5万5千円。築は古いがリフォームしてるから内装綺麗やし、55と来たらそらもうGOGOで行くしかないですわな。
時代も変わり、寝屋川=暴ヤンみたいなんもなく、意外にも駅前は静かなムード。 周りにも緑が多く、即決してしまったワケや。

 契約を済ませ、新居が決まったところでとりあえず祝い酒。 駅前の公園のベンチに腰掛け、赤ワインを呑みながらブルーチーズ&クラッカー。忘れちゃいけないプロシュート兄さん。

ボォーノォー!

リキッシモ!

昼すぎからほろ酔い気分。 何気に振り返ると、後ろには”夫婦なんたら”とかいう大木が、まるで僕ら夫婦を祝福するかのように寄り添って生えていた。
どうやら僕ら、寝屋川市民になることをこの木から認められたみたい。
へへヘイ!

なんせ忘れもしない、4.1事件(通称・ファック・ザ・大阪21)。
生を受け、小4まで生活し、再び戻ってきてから5年。 計15年という今までの人生の半分の時間を費やした大阪市西淀川区から、まさかまさかの入籍日と同時に新婚補助打ち切りを受けるという酷い仕打ちを受けた。
飼い犬に乳首甘噛みされるとはまさにこのこと。

「こんなバカ犬になど未練などあるか」
と、大阪市を出ることを決意したわけだ。

これで他の市からも冷たくあしらわれたらどないしよかと心配していたが、そんな僕たちのコラソンのキズを舐め回すかのように、寝屋川市は温かく迎えいれてくれたのだ。

しっかし、この日は春・スプリングやというのになかなか肌寒い。たまの日曜・サンデーというのにテンヤワンヤの大騒ぎで笠置シヅコもご立腹。
母の日のプレゼントを買うため、早々に公園を退却することにし、ベンチを離れて出口へと向かった。

ちなみにオカンがハニーにいうことにゃ、
「母の日やけど、お母さんにおめでとうの電話した?」

 母の日におめでとう??  どっちかゆーたら、「いつもいつもありがとう」やろ?

おめでとうは誕生日ちゃうの?

なんて間違い探しは置いといて、この後、公園の出入り口付近で寝屋川ふき事件が発生することになるとは、このときの2人には想像もつかなかった。

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