2月14日(火)
朝から雨。
な~んもやる気にならへん。
現地人に聞いたら、
「ハノイは年中こんな感じやで」
と教えてくれたので、もう翌日出発することにした。
雨は嫌いやねん僕。
早速チケットを買いにハノイ駅まで行く。
しかしホーチミンまで丸1日かかる。
バスもだいたいそんなモン。
ハニーの体調も悪いし、飛行機で一気にホーチミンまで南下することにした。
なんせ2時間やからね。
ギリギリ残ってた航空券、ハノイ~ホーチミン間・9000円を購入した後、町ブラして寝た。
2月15日(水)
ハノイ出発の日。
チェックアウト前に洗濯物を受け取りに行く。
「最上階にあるから自分で取り込んでくれ」
といわれ、最上階へ行くが、廊下干しのために半乾き状態だった。
(こんなことなら部屋で暖房かけて乾かしとくんやった~)
ってももう遅い。
仕方がないので泣く泣く取り込みチェックアウト。
2日間で26USドルのハズが何故か29.9USドル。そしてこのええかげんな洗濯代金がなんと5.5USドル。
だいたいこのホテルの半泊代。この質の悪さでこんなに請求されるなんて、ホント笑っちゃうよね。
ハハハ…。
なんとなくすぐれない気分でホテルを出ると、昨日以上にレイニーデー。
かっつ~~ん!
きっついわぁ~~。
飛行機出発まで10時間ぐらいあるし、しゃあないから近所のサテンでコーヒーを飲むことにした。
ベトナムといえばベトナムコーヒーが有名や。
クソほど濃いコーヒーに練乳の甘さがマッチして、これがまたウマイ!
親切な店なら、コーヒー後にお茶を出してくれる。
なんせ濃すぎるから、口直しせんことにゃあいつまでたっても口ん中がンニャンニャするねん。
雨の中長歩きするんも何やし、テキトーな店を見つけて入る。
「コーヒーやってます?」
ベトナムドラマ見ながら店のイス並べて寝てるおばちゃんを起こし尋ねる。
「あるよ」
「じゃあ、コーヒー1つとお茶1つで」
「はぁい」
コーヒーが来るのを待っていると、店内に”WI-FI”と書かれていることに気がついた。
パスワードを聞きつなげてみると、ホテル予約サイトから1通のメールが届いていた。
アンケートメールかなと思いクリックすると、なんと先ほどチェックアウトしたホテルからのキャンセル料金請求メールだった。
はあ?
どうやら昨日の宿泊がなかったことになっているらしい。
いやいや泊まったし!
きっとしつこいツアーの勧誘と、ホテルから空港までのタクシーの手配を断ったために、あの若ハゲホストが嫌がらせをしたに違いない。
なんちゅう奴や。
「とりあえずホテルサイト側に問い合わせメールをしよう!」
早速ホテルサイトにつなげる。
が、まったくつながらない。
いきなりネットがつながらんようになった。
ええ??
おばちゃんに事情を伝える。
「わたし機械よく分からない」
…しゃあない。
心を落ち尽かしコーヒーをすする。
まずっ!!
激まずっ!!
え? ナニコレ? こんなまずいコーヒーどうやったら作れんの?
昨日おととい飲んだおいしいベトナムコーヒーとはまったく違う、なんとも言えんクソマズイコーヒー。
苦味と甘みに付け加えられた酸味が、まったくもってけしからんコトになっている。
いくら混ぜても混ざりきらへん、心の底から人を憎んでまいそうな味や。
胆汁でも入ってるんちゃうか??
こらちょっとひどすぎる。
せやけど、こんなまずいコーヒー。ホンマにこの世に存在するんやろか?
もしかしたら、俺の舌がおかしなったんちゃうやろか?
ためしにゆうきちゃんに飲ませる。
「うわっ! ナニコレ? マズッ!」
よかった。俺の舌の勘違いやなかった。
このコーヒーが珍味なんや。
結局、せっかく頼んだコーヒーは、カラダのことを考えて残すことにした。
洗濯物は乾かず、ホテル代はぼられたあげくキャンセル料金請求され、コーヒーは二度と味わえないぐらい不味く、ふんだりけったりなハノイ旅行。
もう二度と来たくない。
やっとこさ雨が止み、重たい荷物を抱えながらバス停へとむかった。
朝から雨。
な~んもやる気にならへん。
現地人に聞いたら、
「ハノイは年中こんな感じやで」
と教えてくれたので、もう翌日出発することにした。
雨は嫌いやねん僕。
早速チケットを買いにハノイ駅まで行く。
しかしホーチミンまで丸1日かかる。
バスもだいたいそんなモン。
ハニーの体調も悪いし、飛行機で一気にホーチミンまで南下することにした。
なんせ2時間やからね。
ギリギリ残ってた航空券、ハノイ~ホーチミン間・9000円を購入した後、町ブラして寝た。
2月15日(水)
ハノイ出発の日。
チェックアウト前に洗濯物を受け取りに行く。
「最上階にあるから自分で取り込んでくれ」
といわれ、最上階へ行くが、廊下干しのために半乾き状態だった。
(こんなことなら部屋で暖房かけて乾かしとくんやった~)
ってももう遅い。
仕方がないので泣く泣く取り込みチェックアウト。
2日間で26USドルのハズが何故か29.9USドル。そしてこのええかげんな洗濯代金がなんと5.5USドル。
だいたいこのホテルの半泊代。この質の悪さでこんなに請求されるなんて、ホント笑っちゃうよね。
ハハハ…。
なんとなくすぐれない気分でホテルを出ると、昨日以上にレイニーデー。
かっつ~~ん!
きっついわぁ~~。
飛行機出発まで10時間ぐらいあるし、しゃあないから近所のサテンでコーヒーを飲むことにした。
ベトナムといえばベトナムコーヒーが有名や。
クソほど濃いコーヒーに練乳の甘さがマッチして、これがまたウマイ!
親切な店なら、コーヒー後にお茶を出してくれる。
なんせ濃すぎるから、口直しせんことにゃあいつまでたっても口ん中がンニャンニャするねん。
雨の中長歩きするんも何やし、テキトーな店を見つけて入る。
「コーヒーやってます?」
ベトナムドラマ見ながら店のイス並べて寝てるおばちゃんを起こし尋ねる。
「あるよ」
「じゃあ、コーヒー1つとお茶1つで」
「はぁい」
コーヒーが来るのを待っていると、店内に”WI-FI”と書かれていることに気がついた。
パスワードを聞きつなげてみると、ホテル予約サイトから1通のメールが届いていた。
アンケートメールかなと思いクリックすると、なんと先ほどチェックアウトしたホテルからのキャンセル料金請求メールだった。
はあ?
どうやら昨日の宿泊がなかったことになっているらしい。
いやいや泊まったし!
きっとしつこいツアーの勧誘と、ホテルから空港までのタクシーの手配を断ったために、あの若ハゲホストが嫌がらせをしたに違いない。
なんちゅう奴や。
「とりあえずホテルサイト側に問い合わせメールをしよう!」
早速ホテルサイトにつなげる。
が、まったくつながらない。
いきなりネットがつながらんようになった。
ええ??
おばちゃんに事情を伝える。
「わたし機械よく分からない」
…しゃあない。
心を落ち尽かしコーヒーをすする。
まずっ!!
激まずっ!!
え? ナニコレ? こんなまずいコーヒーどうやったら作れんの?
昨日おととい飲んだおいしいベトナムコーヒーとはまったく違う、なんとも言えんクソマズイコーヒー。
苦味と甘みに付け加えられた酸味が、まったくもってけしからんコトになっている。
いくら混ぜても混ざりきらへん、心の底から人を憎んでまいそうな味や。
胆汁でも入ってるんちゃうか??
こらちょっとひどすぎる。
せやけど、こんなまずいコーヒー。ホンマにこの世に存在するんやろか?
もしかしたら、俺の舌がおかしなったんちゃうやろか?
ためしにゆうきちゃんに飲ませる。
「うわっ! ナニコレ? マズッ!」
よかった。俺の舌の勘違いやなかった。
このコーヒーが珍味なんや。
結局、せっかく頼んだコーヒーは、カラダのことを考えて残すことにした。
洗濯物は乾かず、ホテル代はぼられたあげくキャンセル料金請求され、コーヒーは二度と味わえないぐらい不味く、ふんだりけったりなハノイ旅行。
もう二度と来たくない。
やっとこさ雨が止み、重たい荷物を抱えながらバス停へとむかった。
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