入国後、サンクリストバル・デ・ラスカサスで一泊した後、格安バス会社”LEO”の、安い割りにはなかなか快適なバスに乗り、チナハスを目指した。
ちなみにこのバス、トイレは付いてるが使用不可能。
ドアが閉まってるので、オブジェにすらなりゃしない。
そして、自由席に見えて、実は指定席。
コンビニの便所に停車したかと思うと、コツ前と姿を消し、数十分後に帰ってきたりと、なかなか楽しいオプションが付いている。
チナハスに4時ごろに着き、ベラクルスを経由して、10月7日・昼にカランサへと着いた。
レチュギージャスを去ったんが8月7日やったから、ちょうど二ヶ月ぶり。
だが、暑さは相変わらずで、感動の涙も忘れるぐらいに、汗が止めどなく流れ出た。
カランサで、レチュギージャスの町人・サラの姉妹に出くわし車で送ってもらう。
レチュギージャスに着くと、ボニーにまず挨拶を交わした。
飯を食い、酒をやり、グアテマラの話をし、かるく盛り上がった。
が、部屋のことは何一つ触れられなかったし、なんとなく接し方が冷たい気がした。
(もしかしたら、部屋使われへんのかなぁ?
つーより、嫌われてもた?)
なんて不安はとりあえず置いといて、レオン一家の家へ。
久々のボスの家。
到着すると、ボスもグロリアも子供らも、みんな暖かく迎えてくれた。
安心し、腰をおろし、飯食って一服した後、再びボニーん店に行く。
そして尋ねる。
「部屋使える?」
「うん」
返事はイエスだが、やはり態度は冷たかった。
とりあえず荷物だけ部屋に預け、またまたボスん家へ。
飯食って団らんしてたら、
「今日はここに泊まってけや」
ってことなので、泊まることに。
一応、ボニーん家に泊まれることなったと伝えると、
「まぢで!」
と、レオンは驚いた。
なんでも、来月に娘が帰ってくるらしく、部屋が必要らしい。
だから、誰も泊めるつもりはないみたいな感じやと。
それを聞いて、僕は思った。
(ボニー一家が妙によそよそしかったんはそのせいか?)
と。
きっと部屋をキレイにしたりするやらなんやらで、誰かに住み着かれると困るから、極力部屋の事には触れられんようにしたかったんやろう。
そうなってくると、この町には長居出来ひんてワケや。
しかし、ボランティアも辞め、仕事もない2人がより安く長期滞在するにはこの町しかない。
それに、この町が好きやから戻ってきたワケやし、長くいたい。
が、ここには安いホテルはない。
海沿いに一軒、高いホテルがあるだけ。
後はカランサに数件ホテルがあるが、こいつも若干高そうや。
どないするか悩んだ後、賃貸住宅が無いかどうか尋ねることにした。
二ヶ月前、賃貸住宅は無いと聞いていたが、ダメ元で聞いてみることにしたのだ。
もし、これで無いならスペインにでも行こう!
と、ハラに決め。
「賃貸住宅ってないよね?」
「あるよ!」
ええ~!
前、無いって言ってましたやん???
まぁ、いっか。
「いくら?」
「月300ペソぐらいかなあ(約2000円)」
安っ!!
「借りたいなら俺の名義で借りたるけど、まあまだボニーの娘帰ってこんから、見つかるまで気長に待っとけや」
いつものボスの無責任な発言。
全く安心は出来ないが、とりあえず旅の疲れと気疲れを癒すように、倒れこむように床についた。
よぉ生きとったか^^
返信削除しばらく更新ないからどないしとったんかとおもたで。
おもろい旅続けてやぁ。更新もおねがいな。。
TAKAさん
返信削除バリバリ生きてますよん。
とりあえずまだまだメヒコは抜けれません(笑)