6月も半ばに入った。
ぺぺもダビィも出ていったので、今はこの家にハポネス2人だけが住んでいる。
最近は現場作業してるオッチャンら、マルセリーノ&ロベルトによく酒や飯をおごってもらってる。
そして、引き続きBOSSん家で飯を食わせてもらったりしてる。
僕らはせめてものお礼にと、お好み焼きを作ってみたり、モヒートを教えてみたり、マッサージを経験してもらったりしているが、代わりにカニ狩りに連れてってもらったり、Sopa de pipíanという家庭料理や、JinebraっちゅうココナッツとAguardienteの酒を教えてもらったりしてるから、まだまだ足りひん。
ゆうきちゃんに関しては、海ガメにまで乗らせてもらったし。
うらまやしいなぁ~。
日本じゃ乗るどころか、写真撮影も厳しいもんなあ。
そうそう、メキシコではその昔、海ガメのたまごを食べていたらしい。
かなり絶品らしいが、現在は保護団体がうるさいから、たまごパクッてるとこが見つかると、すぐにお縄らしい。
スッポンと亀頭は食うくせに、海ガメのたまごはあかんなんてホンマ勝手やね。
食べてみたいなぁ。
せやけど、ホンマにこの町の人らにはよくしてもらってる。
なんかお返しせなあかんなぁ~と、2人で話し合ってたある日。
突然BOSSから、
「マッサージの依頼が来ているけど、やってみないか?
お金も貰えるよ」
と言われる。
プロやないから金は貰えないと言ったが、貰えるもんは貰っときって話しになったので、まあ貰えたらいいかなぁ~ぐらいで、やってみることにした。
6月16日(木)
Casa de saludっていう小さい診療所で5人マッサージした。
そして、160ペソ(1200円ぐらい)いただいた。
メキシコで初めての日当!
めちゃくちゃうれしい。
もしかしたらこのままここで、生活費稼げるかなと思っていたが、結局ここでの仕事は計3日で終了した。
人生そんなに甘くはない。
‥かといって辛くもない。
辛いで思い出したが、この国ではChile(唐辛子)をよく使う。
だから、手がヒリヒリしたり、あやまって目をこすってしまい、めちゃくちゃ痛くなってまうことがある。
そんな時、役に立つのが塩である。
手が痛い時は塩水で手を洗い、目をこすってしまったときは、塩を少し舐めた後、水を飲む。
すると何故か痛みがひくから不思議や。
不思議と言えば、こんなに離れた国やのに、ウンコの絵を書くときは、日本と一緒であの形を書く。
日本人でもメキシコ人でも、確実あの形を捻り出せる人は数少ないハズやのに、何故かウンコ書くときはあの形や。
不思議。
もしかすると、人間のルーツはあの形のウンコなのかもしれないね。
そう考えると、人間はもう少しウンコについて考える必要があるような気がする。
クジラとか海ガメの保護する前に、ウンコを保護しなあかんし、ウンコと肉体関係を持ち、子供まではらませる「ハエ」という生物に対し、もう少し危険意識を持たなければいけない。
そして、
「おい! このクソ野郎!」
なんて言われた日には、
「僕ちんウンコ呼ばわりされちゃった~。
わぁ~い。
う~れし~いなぁ~!」
と、心から喜ばなければいけない。
僕はよく屁をこきすぎて、あとあとパンツを見ると、ウンコがついてるときがある。
それを聞いて、たまーに嫌がる人がいるが、これからは嫌がらずに、もっともっと好いて欲しい。
吸いて欲しいとまでは言わないから、好いて欲しい。
もしくは、拭いていただければこれ幸いだなと、おもふけふこの頃です。
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